能登・七尾のさかなのブログ

石川県・能登半島の真ん中に位置する七尾市から、旬のお魚の情報や美味しい料理店or居酒屋・グルメの情報をお届けします。

特盛店でもあるまいし、お刺身ってこんなに食べるものだっけ!! かもめ食堂@七尾市

先日、七尾市郡町にある『かもめ食堂』さんにお邪魔しました。

今回は、会社の女子から「かもめ食堂に連れてってー」とせがまれたので、道連れを従えて(笑)、かもめ食堂に伺いました。

では、いざ。



お店には「3,000円のコースを4人分でお願い。」と予約をしてあったので、時間を決めてお店で待ち合わせました。

もう一度書きますが、「4人分」で注文してありますので、お間違えの無いようご覧ください。

それでは、みんな揃ったので人数分の飲み物を注文して、乾杯です。

まず最初の品は、ローストビーフとサラダ(4人分)です。



最初の品に肉料理が出るのは珍しいので、少し驚きもありましたが、サッパリしたドレッシングの口当たりの良さに、みんなでペロリとたいらげました。

次の品は、刺し身の盛合せ(4人分)です。





コノシロ、サザエ、ホウボウ、サザエ、カレイ、クロマグロ、バイガイ、マイワシ、サヨリ、〆サバ、赤にし貝、と謎の白身が盛られていました。

謎を究明すべく、「この白身なに?」と聞くと、「タヌキメバルやわ。」と答えが返ってきました。

思い起こせば数か月前、キツネかタヌキかでアンジャッシュばりのコントを繰り広げて以来、しばらくぶりの対面でしたが、今回も見た目で彼の正体が分かりませんでした。

【過去記事:キツネなのかタヌキなのか かもめ食堂@七尾市】
https://sakana770.hatenablog.com/entry/2019/01/28/060535

全く成長が感じられません😅😓

…と落ち込んでいると、店主の口から耳を疑うような言葉が…。

「これ、刺し身の盛合せにのらんかったわ。」と、ヨリトフグのタタキと甲イカの刺し身がだされました。



先ほどの12品に別皿の2品をたして、全部で14品の刺し身が目の前にだされました。

この頃には、私は箸がわずかに重く感じるようになっていましたが、周りのみんなも箸がそれほど進んではいませんでした。

次の品は、天ぷらの盛合せ(1人分)です。



七尾湾の春を告げる魚、江戸前でも高級食材として認知されているギンポウの天ぷらが盛られていました。

七尾でもあまり食べる機会に恵まれないので、アツアツのギンポウに真っ先に箸をのばしました。

やはり美味😆😆😆

あらためて、七尾湾の自然の恵みに感謝していただきましたが、この頃には腹のなかは七尾の豊かな恵みが混然一体となって、はち切れんばかりでした。

そのとき、目の端でお店の怪しげな動きを捉えました。

テーブルの端に、ガスコンロを準備していました。

「これは…、」

…と考えていると、予想は的中し、後半戦でまさかのマダイのしゃぶしゃぶでした。



マダイは春が産卵期なので、七尾湾のマダイもこれから産卵のために食欲旺盛な時期を迎えます。

これから春にかけて、まるまると太ったマダイが水揚げされますが、今回のしゃぶしゃぶのマダイも、身肉が厚く、脂ものっているので、鍋にはった出汁にも旨味が溶けだしていました。

しゃぶしゃぶの後には、さらにマダイの身肉とアラ・野菜を加えて、マダイの鍋も堪能しました。

この頃には、逆に、なぜか食欲の勢いがついていました。

最後の品は、マダイの出汁がたっぷりと染みでたマダイぞうすいでした。



この頃には、食事と言うよりは誰もが食行と言う感じで、達観したように淡々と箸を進めていました。

今回は、会社の女子に流されるままに七尾湾と富山湾の恵みをいただきましたが、鱈腹満腹の結果となりました。

ご馳走さまでした😌😌😌


↓↓↓居酒屋・料理屋さん放浪記はこちら↓↓↓
https://sakana770.hatenablog.com/entry/2019/02/13/055555




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【お店の情報】
店名:かもめ食堂
住所:石川県七尾市郡町1-48
電話:090-7740-3840
営業:18:00~22:00
休日:日、月曜日

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